論理思考と発想法 |
■アイデアのつくり方
この分野では古典的名著としられている本書をまず読もう!
この本で、数々の世界中のアイディアが実は同じプロセスを通って生まれてくることが初めて明かされる。
そのプロセスを、まず、学ぶのだ。
信じられないくらい薄い本に、信じられないくらいの原理、本質が解き明かされている。
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■アイデアのヒント
ヤングの『アイデアのつくり方』を、より現代的にアレンジしたもの。
もちろん、重複するところもあるが、自分の殻をどうしても壊すことができない人には、刺激剤となる。
日本人って、真面目すぎるからね。(悪いことではないけれど、独創性のあるアイディアを出すときには邪魔になる。)
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■アイデアマンのつくり方
本書では、チーム内の先輩、同僚、上司、部下に対しても、アイディアマンになってもらおう!と思ったときに読むと役立つ方法が、数多く紹介されている。
なかには、これは日本人にはどうもな、というのもあるが、そういう羞恥心こそが、アイディアの邪魔なのだ。
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■「超」発想法
野口 悠紀雄が、どういう発想法をしているかを、真似るために読む本。
新人、若手のうちは(社会人10年未満)、本書までで、ほとんど、事足りるだろう。
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■ひとつ上のアイディア。
この本は「アイディア発想法」の応用編にあたる。社会人10年以上になったら、これを読む。(僕なら、すぐに読むけれど。)
日本の様々なアイディアクリエーターが、自分の秘伝を紹介してくれている。
ここで紹介されている方法は、そのまま自分で使えるものもあるが、そうでもないものが多い。しかし、そんなものは自分の中で消化すればよい。
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■プロフェッショナルアイディア。欲しいときに、欲しい企画を生み出す方法。
野口 悠紀雄の『超発想法』と同様に、ひとりのアイディアマンの方法を学ぶことにより、自分の限界を超えるために読む本だ。
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■ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
数年前から、日本人の「コミュニケーション能力」の低下が精神科医の世界で指摘されているが、ここにきてビジネス社会のなかでも、個人のコミュニケーション能力不足がささやかれるようになってきた。
私たちの社会が個々人のコミュニケーションによって成り立っている以上、仕事でも家庭でもコミュニケーションがうまくいかなければ、物事は何も進展しないし、問題も解決しない。
では、コミュニケーション能力が低下しているとはどういうことか。
1つには、相手が何を言いたいのか、思っているのかを引き出す能力が低下していることである。
もう1つは、自分の伝えたいことを相手にうまく伝えられない、ということである。
そこに欠けているのが、論理的な思考と論理的表現能力である。
本書は、コンサルティング会社であるマッキンゼーのエディターとして活動している著者が、「ロジカル・コミュニケーション」の新しい手法について述べたものである。
そのポイントは、話の重複や漏れ、ずれをなくす技術である「MECE(ミッシー)」と、話の飛びをなくす技術である「So What?/Why So?」を身につけることである。
たった、この2つのスキルを身につけるだけで、あなたの意見は確実に「論理的」になることだろう。
たった2つと言うと、あまりにも少なすぎて心配になる人もいるだろう。
しかし、ビジネススキルは多くを知っているより、少なくてもいいから、確実に使っていることのほうが大切だ。
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■ロジカル・ライティング―論理的に分かりやすく書くスキル
ベストセラー『ロジカル・シンキング』の著者による待望の続編。
マッキンゼーのエディターとして活躍する著者が、「ロジカル・シンキング」のツールを応用して、ビジネスマンにとって必要な文書作成の技法を紹介する。
どのように優れた考えも、最終的には書くなり、話すなり、何らかの形あるコミュニケーションを媒体にしなければ人には伝わらない。
「君の書いたものは、話していることと違って読める」と読み手から言われたり、頭の中では論点を整理したつもりでも、いざ書いてみると自分が伝えたかったこととは違ってしまう、と悩むビジネスパーソンは多い。
こうした人々の多くが文例集や文章読本のページを繰ったり、万能フォーマット探しに邁進したりする。
しかし、文書を通して自分の考えを意図したとおりに相手に理解してもらい、相手に期待する反応をとってもらうためには、書式や言い回しとは異なる次元の、論理的に書く、すなわちロジカル・ライティングの技術が必要になる。
あなたは読み手に「解読」を迫っていないだろうか。
本書では、論理的・視覚的に誰にでもスッキリとわかってもらえるビジネス文書作成の作法をステップごとに解説する。
豊富な事例と汎用性のあるアプローチで自らの文書作成に照らし合わせることができる。
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■世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法―結果が出ない人はいない
世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法。
針穴の直径0.08mmの「痛くない注射針」の量産化、携帯電話のリチウムイオン電池ケースの開発などに成功してきた岡野工業の社長(代表社員)が、仕事術や仕事の発想法を教示する。
著者は若い頃から「ほかの誰にもできない仕事」「人が敬遠する仕事」を手がけることを心がけてきたという。誰もやらないこと、まだ世の中に存在しないものに挑戦するのだから、四六時中考えていても飽きることがない。図面などなしに、いわばアドリブで手と体と頭とで試行錯誤を繰り返すうちにいろいろな「気づき」があり、発想が広がっていく。そのプロセスが楽しいと言う。モノ作りは「奥が深くて、やればやるほど、じわじわとおもしろさが増していく」と記す。
また、「ひとつのものが成功したら、さっさと違うところに行くのがいい」と指摘する。当たった製品分野に特化して規模を拡大すると企業は守りに入らざるを得なくなる。一方、似たような製品を作る企業が出てきて、製品の価格競争に陥り、経営環境は厳しくなる。楽しようとせず、同時並行で別の挑戦を始める気持ちが必要と説く。
仕事はしゃれっ気や遊び心を込めて楽しんでこそ、人や情報も寄ってきて結果も出せるようになるとして、著者なりの楽しみ方を紹介している。
なぜ、たった6人の町工場から世界一が続々生まれたのか。…不可能を可能にしてきた男が初めて綴った仕事術だ。
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■実務入門 提案力を磨く!―「企画力」「実行力」をトレーニングする本、すごい人のすごい企画書
黙っていても仕事がやって来る時代は終わった。
これからは、経営の視点から仕事を創り出していく力、つまり戦略提案力が仕事のできる人の条件だ。
日頃から「5W1H+IR」や「6つのC」の視点でビジネスを捉え、問題提起→構造化→仮説構築→仮説検証・修正→戦略立案・提案というプロセスで提案しよう。
企画書や提案書を纏めようと思ったときに、なかなか細かいところに答えてくれる解説書が無かった。
この本は人を動かす提案書の書き方についてテクニックや裏技を教えてくれます。
企画力、実行力をトレーニングする本として、企画提案から問題定義、仮説構築までの流れを詳しく解説している。
提案書作成に関して基本的な部分は全て抑え、道筋を立てて解説しているので、非常にわかりやすい。
調査に関する部分やスケジュール、企画実行の際の役割分担についての記述がやや浅いかとは思うが、提案の流れ全体を解説するというコンセプトなので、仕方ない部分ではある。
随所にあるCOLUMNにコンサルティングに携わってきた筆者の哲学が見え隠れしていて、共感できるかどうかとは別に楽しめる。
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■考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
明快な文章を書くことは、明快な論理構成をすることにほかならない。
本書は、マッキンゼーをはじめとする世界の主要コンサルティングファームでライティングのコースを教えるバーバラ・ミントが、独自の文書作成術を披露した本である。
著者はまず、多くの人がわかりやすい文章を書けないのは、論理構造に問題があるからだ、と指摘する。
その上で自らが考案した「ピラミッド原則」と呼ばれる考え方を提示し、物事を上手に論理立てて述べるテクニックを伝授していく。
序文で人の注意を引きつけるにはどうすればいいか、相手を説得するのにどんなロジックを用いればいいか、問題点をどうやってまとめればいいか…。
文章について人々が抱くさまざまな疑問点について、それぞれ適切なフレームワークを用意している。
サンプルとして用いられている事例が複雑でわかりにくいのは気になるが、その分実務でも応用可能な論理的思考の訓練ができる。
仕事で報告書や企画書を作成する必要のある人は、本書の内容を実践することで、戦略に基づいた説得が可能になるだろう。
読むのに骨が折れるが、その分密度の濃い1冊だ。
ワークブック(下記参照)を併用すれば、効果抜群です。
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